「副業がバレないか?」って最初すごく心配だった話

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副業、ちょっとやってみたいかも。
そう思った瞬間に、すぐ次の不安が頭に浮かびませんか。

「これ、夫にバレたらどうしよう」って。

別に悪いことをしてるわけじゃない。誰かを傷つけてるわけでもない。でもなぜか、検索履歴を消したくなる。スマホを夫に見られそうになると、さりげなく裏返したりして。

私もそうでした。

罪悪感の話をしたり(副業を考えるとき、なんか後ろめたくなる。その罪悪感について)、子育て中でも本当にできるのかを考えたり(子育てしながら副業、本当にできるのか考えてみた)して、ちょっとずつ「やってみてもいいかも」のところまで来たんですけど。

そこに次の壁として、ドーンと出てきたのが「バレる」っていう恐怖だったんです。

今日は、そのちょっと言いにくい話を、私の経験から正直に書いてみます。

「バレたらどうしよう」って、何が怖いんだろう

口にすると一言なんですけど、この怖さの中身ってけっこう複雑で。

私も最初、自分でうまく説明できなかったんです。「なんで怖いの?」って聞かれても、「いや、なんとなく…」としか言えない感じ。

でも、ちょっと落ち着いて分けてみると、たぶん3つくらいに整理できました。

ひとつめは、怒られるかもしれない、っていう怖さ

「なんで黙ってやってたの」って言われる場面を、勝手に頭の中で再生してしまう。実際に怒るかどうかもわからないのに、もう怒られた前提で胃がキュッとなる。これ、ありませんか。

ふたつめは、疑われるかもしれない、っていう怖さ

「他にも何か隠してるんじゃないの?」って思われたら嫌だなって。副業ひとつのつもりが、信頼そのものを揺らしてしまったらどうしよう、みたいな。

みっつめが、関係がギクシャクするかもしれない、っていう怖さ

これが一番大きかったかもしれない。ケンカになるのも嫌だし、ケンカにならなくても、なんとなく気まずい空気が家の中に流れるのが嫌で。

「バレる」ってひとことでまとめてたけど、本当はこの3つが混ざってたんだなって、後から気づきました。

漠然としたままだと、ずっと動けないんですよね。でも、こうやって「何が怖いのか」を分けてみると、ちょっとだけ正体が見えてくる気がしませんか。

私が一番怖かったのは、意外なことだった

正直に書きますね。

私が一番怖かったのは、税金とか会社の規則とか、そういう外側のことじゃなくて、「夫がどう思うか」でした。

たぶん、これを読んでくれてる人の中にも、同じ人がいると思うんです。

うちの夫は普通の会社員で、毎日朝早く出て、夜遅く帰ってくる。「家族のために頑張る」を地で行ってる人で、文句もあんまり言わない。

そういう夫に対して、「私、副業始めようと思って」って切り出すこと自体が、なんかすごくハードルが高くて。

「お前の稼ぎじゃ足りないって言ってるみたいに聞こえないかな」とか。
「家のこと手抜きしてやるつもりなの、って思われないかな」とか。
「そんな時間があるなら子どもといてあげれば、って言われたらどうしよう」とか。

まだ何も言われてないのに、頭の中で勝手にシミュレーションして、勝手にしんどくなる。

結局どうしたかというと、最初は黙って始めました。クラウドソーシングに登録して、ちっちゃいライティングの仕事を1件、こっそり受けて。

そのとき、稼げた喜びより、「バレないかな」っていう緊張のほうが大きかった気がします。

これって変な話で、自分で稼いだお金なのに、なぜか後ろ暗い感じがする。夫を裏切ってるわけじゃないのに、隠してるっていう事実が、じわじわ自分の中に積もっていく。

「バレるのが怖い」って気持ちの裏側には、「隠してる自分が苦しい」っていうのも、たぶんセットで入ってるんですよね。

そこに気づいたのは、けっこう後になってからでした。

確定申告と住民税、ここだけは気をつけた

ここでひとつだけ、現実的な話もしておきますね。

「バレる」ってイメージ、スマホを覗き見られるとか、そういう話を先に想像しがちなんですけど。

実際にちょっと注意したほうがいいのは、書類経由のルートなんです。

具体的には、確定申告と、そこから繋がる住民税。

私もここ、最初はちんぷんかんぷんで。「副業の収入が一定額を超えたら確定申告が必要」「住民税の通知で夫の会社にバレることがあるらしい」っていう話を、ネットで見ては不安になって、を繰り返してた感じです。

ざっくりだけ書いておくと、こんなイメージでした。

  • 副業の所得が年間で一定額(私の場合は雑所得の範囲で、20万円くらいって聞いてた)を超えると、自分で確定申告する必要が出てくる
  • 確定申告のときに、住民税の納付方法を「自分で納付」にしておくと、夫の会社の給与から差し引かれる流れに乗りにくくなる

ここ、専業主婦と扶養の話が絡むとぐっと複雑になるので、私はこの記事では踏み込みません。「具体的にいくらまでなら大丈夫」みたいな断言も、人によって違うのでしません。

ただ、ひとつだけ言えるのは、
「知らないまま放置」が一番こわい、ってことです。

知らないうちに書類が動いて、知らないうちに通知が届いて、っていうのが「バレた」の正体だったりするので。

私は最初、税務署のサイトを開くのも怖かったんですけど、開いてみたら意外と思ってたよりちゃんと書いてあって。わからないところは電話で聞いたら、普通に教えてくれました(向こうもそれが仕事なので)。

「絶対バレない裏ワザ」を探すより、「バレる可能性のあるルートを知っておく」ほうが、結果的にずっと安心できた気がします。

バレるかどうかより、もっと別のことが気になってた

ここまで書いてきて、自分でもちょっと思うんですけど。

「バレる」「バレない」ってぐるぐる考えてた時期って、私、本当に向き合いたかったのは別のことでした。

なんで私は、夫に言えないんだろう」っていう、もう一個奥の問いです。

副業すること自体は、悪いことじゃない。夫だって、頭ごなしに反対する人じゃない(たぶん)。じゃあなんで、こんなに言いにくいのか。

これって罪悪感の話と地続きなんですよね。前に書いた記事でも触れたんですけど、「稼ぎたい」って思うこと自体に、もう後ろめたさが乗ってる状態。だから言葉にしようとした瞬間に、申し訳ない気持ちが先に立ってしまう。

「バレないようにする」って発想は、たぶんその後ろめたさをぜんぶ自分で抱えたままにする方向なんです。
隠して、緊張して、ビクビクして、それでも自分のお金は増えない、みたいな。

しんどい。普通に。

私の場合は、ある日ぽろっと夫に言いました。すごい覚悟して言ったわけじゃなくて、寝る前のなんでもない会話の流れで、「最近ちょっとライティングの仕事してて」って。

夫の反応は、わりとあっさりで、「あ、そうなんだ。へえ」みたいな感じでした。「なんで黙ってたの」とは聞かれましたけど、責めるトーンじゃなくて、ちょっとさみしそうな感じで。

全員に同じ反応が返ってくるとは限らないし、家庭によって事情は全然違うと思います。「言ったほうがいいですよ」って、私から軽々しく言うつもりはありません。

ただ、自分の経験として正直に書くなら、
「バレないようにする」を頑張るより、「いつか言える状態」を準備するほうが、気持ちはずっとラクになりました

その「準備」っていうのが、たとえば。

  • まず月に数千円でも、こっそりでもいいから始めてみる
  • 続けられそうなら、家計のメモにちょこっと載せてみる
  • タイミングが来たら、軽く話に出してみる

みたいな、ほんとに小さな段階の話です。

完全に黙ったまま大きくしようとすると、後で「なんでこんなになるまで言わなかったの」になりやすい気がして。だったら、最初は小さく、でもいつか言える前提で、っていうのが私には合ってました。

最後に

「バレるのが怖い」って、本当に普通の気持ちだと思います。

私もそうだったし、たぶん今これを読んでくれてる人も、何も悪いことをしてないのに、なんでこんなにビクビクしないといけないんだろう、って思ってるんじゃないかなと。

その気持ちは、ぜんぜんおかしくない。

ただ、怖いまま動かないでいると、ずっと同じところに立ち止まったままなので。ちょっとだけ、整理してみるのがいいんじゃないかなと思います。

  • 何が一番怖いのかを、自分の中で分けてみる(怒られる?疑われる?関係が崩れる?)
  • 書類経由のルートだけ、ざっくり知っておく
  • 「バレないようにする」より「いつか言える状態」を、ゆっくり準備していく

これだけでも、頭の中がだいぶ静かになると思います。

副業って、お金の話みたいに見えて、実は家族との関係の話だったりするんですよね。だから怖い。だから難しい。でも、だからこそ、ちゃんと向き合う価値があるとも思っています。

もし「やっぱりまず罪悪感のところがまだ消えてないかも」と思ったら、副業を考えるとき、なんか後ろめたくなる。その罪悪感についてを、もう一度のぞいてみてもらえたらうれしいです。

「子育てしながらの現実的なところからちゃんと考えたい」っていう場合は、子育てしながら副業、本当にできるのか考えてみたのほうも、けっこう正直に書いたので、よかったらどうぞ。

怖くて当然。
でも、整理すれば、ちょっとずつ動けます。
焦らず、自分のペースで大丈夫です。

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